こんにちは。蔵人の佐下橋です。
11月に入り、やっと秋らしい気候になりました。
それに伴い、モロミの状態も秋らしくなります。

表面は濃い茶色、乾燥していて、少しひび割れのような箇所も見られます。

その状態から攪拌すると、色は一段と明るくなります。

気温が下がり、攪拌する間隔を少し空けるようになってきました。
攪拌するときには、中にたまっていたアルコールが外へ出てのどがカァーッ!となる感覚があります。

今期の仕込みも始まっていて、仕込んだばかりのモロミは黄土色です。
ひと夏を越えるとこんなにも変化するんだなと毎年見比べるたびに感じています。

これから寒くなっていくと、モロミの活動も落ち着いて熟成の期間に入っていきます。